ほんのおと。

本を読みます。

活動報告(2019.10.06 〜 2019.10.12)

f:id:koyomi_yuuka:20191013090452j:plain

 先週の活動報告になります!!

 

台風19号すごかったですね

みなさま大丈夫でしたか?

 

わたしの暮らしている地域は風が強くて、窓の外から見える木が折れてしまうんじゃないかってぐらいにしなっていて怖かったのですが、今の所大きな問題もなく無事にしております。

 

駅前の方はビル風が強いエリアがあるので心配です。

何事も無ければ良いのですが...

 

さて、写真は少し前に千葉に立ち寄ったときのものです。

少し時間があったので駅前周辺を散歩したときにとりました。

 

千葉駅周辺は、 モノレールの路線が印象的ですね〜

少し待ってでもモノレールが走っている姿を撮ってくれば良かったです。

 

それでは、以下振り返りになります。

 

  •  期間
    • 2019.10.06 〜 2019.10.12
  • 読んだ本
  • 読んだ小説(ラノベ含む)
  • 読んだマンガ
    • 『ブルーピリオド』(4〜5): 2冊
    • 『スキップとローファー』(2): 1冊
  • 総括

 

続きを読む

活動報告(2019.09.29 〜 2019.10.05)

f:id:koyomi_yuuka:20191006090140j:plain

 先週の活動報告になります!!

 

気持ちの良い天気の日がありましたね。

わたしは、10月ぐらいから徐々に寒くなってくる感じが好きなのです。

食べ物も美味しいしね。

 

気分が良かったので、御茶ノ水周辺にお散歩にでかけたりもしました。

写真は聖橋の上から秋葉原方面を撮ったところです。

 

ここの風景好きなんですよね〜

 

でも、御茶ノ水駅の改装工事と連動してなのか聖橋も工事が行われていて、少し残念でした。

 

この場所は、中央線・総武線丸ノ内線の電車が神田川に沿うような形で走ってくるのがカッコいいのです。

背景に秋葉原の街が見えるところもポイント。

 

ここから、アキバ方面に向かってお散歩すると楽しいですよ。

 

それでは、以下振り返りになります。

 

 

続きを読む

活動報告(2019.09.22 〜 2019.09.28)

f:id:koyomi_yuuka:20190929082159j:plain

 先週の活動報告になります!!

 

...あれ?今週は、超引きこもり生活だったのか、アイキャッチ画像に使えるような写真が一枚もない...

 

仕方がないので、少し前に八重洲ポケモンセンターに視察にいったときの写真を貼っておくのです。

 

ミュウかわいいよね〜、カビゴンも大好きです

 

これ、カビゴンの下に時計がついているのがポイントです

完全に旅行客への記念撮影対応になっているんですね

 

書かれている日時からわかるかもしれませんが、(台風一過の)9/10(火)の昼だというのに記念撮影を待つ行列ができていました

なんとなく中国からの観光の方が多かった印象があります

 

併設されているポケモンカフェは、大繁盛していました

 

...し、仕事だよっ

 

それでは、以下振り返りになります

 

  •  期間
    • 2019.09.22 〜 2019.09.28
  •  読んだ本
    • 『人間の未来 AIの未来』
  • 読んだ小説(ラノベ含む)
  • 読んだマンガ
    • 『原作版 左ききのエレン』(7〜10) : 4冊
    • 『じけんじゃけん!』(5): 1冊
  • 総括 

 

続きを読む

活動報告(2019.09.15 〜 2019.09.21)

f:id:koyomi_yuuka:20190922090549j:plain

 先週の活動報告になります!!

 

だんだんと暑さも和らいできて、過ごしやすくなってきましたね。

もう秋なのか...と思うと、時の流れが早すぎてびっくりしてしまうのですが、秋は美味しいものがいっぱいあるので好きな季節なのです。

 

そんなわけで、急に思い立ちまして、少しお出かけをして、簡単なBBQをすることにしました。

 

 

準備もばたばたとしていたので、近所で特売のお肉を買って炭火で焼いた程度なのですが、のんびりできて楽しかったです。

 

それでは、以下振り返りになります。

 

  •  期間
    • 2019.09.15 〜 2019.09.21
  •  読んだ本
    • 『岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた』
  • 小説(ラノベ含む) 
  • マンガ
    • 『原作版 左ききのエレン』(4〜6): 3冊
    • 『キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編』:1冊
    • 『じけんじゃけん!』(4): 1冊
  • 総括 

 

続きを読む

「理想の女性像」は幻想なのか、文学・映画・漫画で考えてみた

f:id:koyomi_yuuka:20190914144408j:plain



 

先日、バーナード・ショーの『ピグマリオン』を読みました。

 

 

この本だけでもとても面白かったのですが、周辺環境も合わせて妄想していくともっと楽しいです。

わたし自身が咀嚼しきれていない部分も多いと思うのですが、どんなことを妄想していたのかを書き出してみようと思うのです。

 

このエントリーでは、『ピグマリオン』『マイ・フェア・レディ』『せんせいのお人形』『バーナード嬢曰く。』について触れています。

 

さて、このバーナード・ショーの『ピグマリオン』は、ギリシア神話のピュグマリオーンとガラテアの話が元ネタになっています。

 

ざっくりとピュグマリオーンとガラテアの話のあらすじを書くとこんな感じになります。

 

彫刻家(?)のピュグマリオーンが現実の女性に失望して、理想の女性ガラテアの彫刻を作ります。

裸のガラテアの彫刻の姿を見て、「ガラテアには服が必要なんじゃないか?」と考えたピュグマリオーンはガラテアの彫刻に服を彫り入れていいきます。

こうやって彫刻のガラテアに対して(理想の女性像としての)願望を彫り入れることを繰り返していくうちに、ピュグマリオーンはガラテアに恋に落ちてしまいます。

しかしガラテアは自分が作り出した彫刻、ピュグマリオーンは自分の恋が空虚なものであることを嘆き徐々に衰弱していきます。でも、ピュグマリオーンはガラテアの像から離れられないのです。

その姿をみたアフロディーテが、ガラテアに生命を与えてピュグマリオーンと結婚すことになります。

 

つまり、元ネタのギリシャ神話としては、理想の女性像としてのガラテアなのです。 

 

これが、バーナード・ショーの 『ピグマリオン』では、全く別の解釈が与えられることになっているのです。

ピグマリオン』は、戯曲(演劇の台本)で、1913年にウィーンで初演されました。

 

この演劇は、ロンドンの下町で花売り娘として生きるイライザが、音声学の天才である言語学者のヒギンズ教授から淑女としての立ち振舞の訓練を受けることになり、厳しい訓練の結果レディとして育っていくという話になります。

 

さて、最終幕となる第五幕では、ヒギンズ教授のもとを出ていくイライザのシーンで物語が終わることになるのですが、この最後のシーンの解釈を巡って読者の妄想が膨らんでいきます。

 

つまり、物語のその後として、「イライザはヒギンズのもとに戻ってきたのではないか?」「イライザはヒギンズの気を引こうと強い言葉でヒギンズに食ってかかったのではないか?」と。

これに対して、バーナード・ショー自身が「後日譚」を書き加えています。(本書にも載っています)

冒頭部分を引用してみます。

 

物語の続きは、わざわざ芝居にしてお見せするまでもないだろう。それどころか、もし我々の想像力が怠惰にも、ロマンスという店主が必ずしもあらゆる物語にフィットするわけではない「ハッピーエンド仕立て」の服ばかりを取り揃えている古着屋の安い吊るしに依存して枯渇しているのでなければ、本当は語る必要すらないのだ。

 

超要約すると、「おまいら勝手にロマンスだと解釈しちゃってるけど、全然間違えてるからなっ!!」って感じになると思うのです。

 

つまり、バーナード・ショーの『ピグマリオン』は、男性が「育ててあげる」「理想の女性像」の否定であり、女性(もしくは、人として)の尊厳について書かれていて、ギリシャ神話のピュグマリオーンとガラテアの別解釈になっていると思うのです。

 

さて、この『ピグマリオン』、1964年のアメリカミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』として公開されます。

主演は、あのオードリー・ヘップバーン

オードリー・ヘップバーン、むちゃくちゃ可愛いです。

1964年度アカデミー賞で最優秀賞を含む8部門を受賞するほどの人気作品だったようですね。

 

ヒギンズ教授が花売り娘のイライザに言葉遣いを教えて、誰もが目を引くレディに育て上げるという大筋はバーナード・ショーの『ピグマリオン』と同じです。

 

さて、この『マイ・フェア・レディ』の結論はどのようなものだったのか?

 

結論は、観ていただくほうが良いと思うのですが、全編としてロマンス仕立てになっているのですよね...

バーナード・ショーは、1950年に94歳で死んでいますから、『マイ・フェア・レディ』は観ていないわけです。

 

バーナード・ショーが『マイ・フェア・レディ』を観ていたらどう感じたのか?

 

わたしは、バーナード・ショーは「もう一度『後日譚』をもっと強い言葉に修正する必要がある」と感じるんじゃないか?と妄想しました。

映画は、バーナード・ショーの主張に反してロマンス色が強すぎたんじゃないかと思うのです。

でも、この映画を見た人たちは、オードリー・ヘップバーンの姿やヒギンズ教授とのロマンスに惹きつけられてしまうのです。

 

バーナード・ショーの語りたかった『ピグマリオン』は、女性の(もっと広く、人間のでも良さそうですが)教育と尊厳や、教育の機会が与えられた人とそうでない人の違いや階級批判だったんじゃないかと思うのですが、それをロマンスとして解釈してしまうところに、わたしは人間の面白さを感じてしまうのです。

 

なんといっても、ロマンスとして解釈するのはわかりやすいし、「物語」に触れている間は日常生活に感じているストレスから開放されて、「幸せなイメージ」に浸りたいのです。

 

...

...その「幸せなイメージ」って幸せなんでしょうかね?

 

さて、話が少し変わりまして、この『ピグマリオン』を元ネタとしている『せんせいのお人形』というマンガがあります。

 

 

このマンガの超ざっくりとしたあらすじはこんな感じになります。

 

育児放棄されて、基本的な生活習慣すらままならなかった少女スミカが、高校で教師をしている遠縁の昭明に引き取られることになる。

昭明との生活を通して、学ぶことを知り、徐々に人間らしさを取り戻していく。

 

要するに、少女が学ぶことを通して自尊心を取り戻していくというのがメインストーリーなのですが、ここの第一章のラストシーンで、こんなシーンがあります。

 

f:id:koyomi_yuuka:20190914143821j:plain

主人公であるスミカが「愛」を語るのに対して、面接官の先生が「まるで「ピグマリオンとガラテア」ですね」と答えるのです。

バーナード・ショーの『ピグマリオン』を読み、ギリシャ神話の「ピグマリオンとガラテア」のことを妄想し、『マイ・フェア・レディ』と比較をしながら、物語の捉え方を妄想していたので、ここの言葉には(読んだ当初に)違和感を感じてしまったのです。

 

スミカは、学ぶことを通して自分を取り戻したんじゃなかったのか?理想の生徒としての「せんせいのお人形」だったのか?

 

わたしは、スミカ自身も心境の置所に戸惑いながらも成長している途中なのだ、と考えているところなのです。(そして、この解釈はまた変化すると思うの)

 

ギリシャ神話の「ピグマリオンとガラテア」を主題として、解釈が変化していく様子を妄想していくのはとても楽しいのです。

 

さて、バーナード・ショーを語るのなら、『バーナード嬢曰く。』もぜひ語っておきたいところです。

 

f:id:koyomi_yuuka:20190914144014j:plain

 

主人公の町田さわ子は、バーナード・ショーに影響されて「バーナード嬢」と名乗っている(でも、誰にも呼ばれていない)のですが、この理由を『ピグマリン』から妄想してしまうのです。

 

本編で、さわ子と『ピグマリオン』の関係は明らかにされているわけではないので、あくまでわたしの妄想なのですが、どこかで彼女が『ピグマリオン』のことを「学ぶ機会がなかった花売りの少女が、教育によって淑女になっていくサクセスストーリー」とでも聞いて、「本に興味があるけれども、(疲れるから)本は読みたくないわたし」のストーリーとして解釈したんじゃないのか?と、妄想してしまうのです。

 

バーナード嬢曰く。』で、さわ子は序盤は全く本を読まないところが笑いどころになっているのですが、読書好きの友人達の影響を少しずつ受けて、知らずしらずのうちにかなりの本を読むことになっていきます。

 

(『マイ・フェア・レディ』的な解釈として)『ピグマリオン』を(さわ子が)想像し、連想ゲームの様にバーナード・ショーから「バーナード嬢」を名乗り、(でも『ピグマリオン』は読んでいないのだけれども)友人と図書館で話をすることを通じて、読書好きに変化していく(そして人間として成長していく)様を妄想してみると、グッとくるのです。

 

一冊の本を起点にして、世界がひろがっていく感じがしてとても楽しいのです

 

参考

ピグマリオンとガラテア』

アイキャッチ画像は、メトロポリタン美術館所蔵のジャン=レオン・ジェロームの『ピグマリオンとガラテア』です。

 

ピグマリオン(光文社古典新訳文庫)』(光文社(刊)、バーナード・ショウ(著)、小田島恒志(翻訳))
 

戯曲なので、台本のような形式で書かれています。

書式的に慣れないと読みづらい感じがしますが、内容も分量もそれほど多くないので、さっくり読めるんじゃないかと思います。

「後日譚」の部分は、絶望感があるかもしれません。

ゆっくりと噛み締めていくと、とても興味深いと感じました。

  

ピグマリオン (光文社古典新訳文庫)

ピグマリオン (光文社古典新訳文庫)

 

 

マイ・フェア・レディ』(ジョージ・キューカー(監督)、オードリー・ヘップバーン(主演))

オードリー・ヘップバーンが主演というだけで、華やかなイメージがありますよね。

知的でもあるし、とても雰囲気があります。

素敵っ

  

 

『せんせいのお人形』(comico(刊)、藤のよう(著))

とても大好きなマンガです。

まだ読んでいないなら是非!!

  

せんせいのお人形 1 (comico)

せんせいのお人形 1 (comico)

 

 

バーナード嬢曰く。』(一迅社(刊)、施川 ユウキ(著))

このマンガを読んでいると、読書ってもっと気楽に楽しんで良いんだって感じるのです。

さわ子たちと、図書館で語りたいっ!!

 

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス)
 

 

 

 

活動報告(2019.09.08 〜 2019.09.14)

f:id:koyomi_yuuka:20190914145446j:plain

 

先週の活動報告になります!!

 

 東京ゲームショウ2019ですね。

今年ももうこんな季節になってしまいました。

 

私はビジネスデイの1日目に行ってみたのですが、会場の通路スペースが広くて、それほど人も多くなく観やすかったです。

インディーゲームのブースは初日から混んでいました。

気持ち海外の方が去年よりも多くなっていたような気がしました。

 

企業ブースの方は、みなさま既存・新規合わせてIPの開発に力を入れている印象を受けました。

主力IPの展開をどの様に進めていくのかと新規IPの売り込みのパワーバランスは大きな課題ですよね。

うまく言えませんが、少し時代の節目が訪れているような気もしました。

 

しかし、ブースの前にフォトスポットが設けられているのは時代なのでしょうね。

f:id:koyomi_yuuka:20190915083100j:plain

 写真は、カプコンブースの『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のフォトスポットです。

ラージャンのフォトスポットもあったのですが、行列になっていたので写真はあきらめました。

 

そして、スクウェア・エニックスブースの『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』のクラウドのバイクのフォトスポットも行列になっていました。

バイクに跨って写真を撮ることができたようですが、これはファンには嬉しいですよね。

わたしは、行列になっていたのであきらめてしまいました。

 

さて、一般公開日はどんな感じだったのでしょうか?

後日、情報収集をしてみようと思います。

 

それでは、以下振り返りになります。

 

続きを読む

活動報告(2019.09.01 〜 2019.09.07)

f:id:koyomi_yuuka:20190908090905j:plain

 

先週の活動報告になります!!

 

9/4(水) 〜 9/6(金) は、CEDEC(コンピュータ エンターテイメント デベロッパーズ カンファレンス)というゲーム開発者向けのカンファレンスに参加してきました。

 

 

業界内でのホットトピックを拾いに毎年参加しているのですが、去年に引き続き機械学習や深層学習に対する注目度が高かったと思います。

 

(広義の)機械学習にはわたしも興味を持っていて、少しずつですが手を動かして実験してみたりもしています。

 

機械学習について調べていくと、機械学習の解釈が人それぞれで違っていると思うのです。例えば、「統計」であったり「推定」であったり「(人工)知能」であったり...

 

わたしは最近、機械学習とは「(多重)関数の実装方法」の一つであると考えるようになってきたのですが、この辺りのズレを講演を聞きながら微調整できた気がします。

 

未消化の部分も多いのですが、三日目の基調講演で札幌市立大学の中島秀之さんの『AIの諸問題に対する日本語的アプローチ』がとても興味深かったです。

 

しかし、楽しそうなことは山ほどあるのにまだまだ勉強が足りないです...

日々精進ですねっ

 

それでは以下振り返りになります。

 

  •  期間
    • 2019.09.01 〜 2019.09.07
  • 読んだ本
  • 読んだ小説(ラノベ含む)
  • 読んだマンガ
    • 『まちカドまぞく』(1): 1冊
    •  『じけんじゃけん』(3): 1冊
    • 『僕の心のヤバイやつ』(1〜2): 2冊 
  • 総括

 

続きを読む